元Jリーガー メロンパンチェーンオーナー 山田隆裕(34)
「サッカー選手は、いつかサッカーに捨てられるんです。だから僕は逆にサッカーを捨ててやろうと思った。サッカーは二十代まで。三十代で経験を積んで四十代で財をなす。五十代でまた挑戦。これが僕の人生のスケジュールですから」
「僕はステータスでサッカーをしていたわけではない。金を稼ぐのが目的でした。だから年俸に反映されない代表に合流してコンディションを崩すわけにはいかない。試合に出られずに練習相手をしているわけにもいかなかった。生活がかかっているんですから」
「先生が『近い将来、日本にもプロリーグができる。現状を打開するには、サッカーで金を稼ぐのが一番の近道だろう』って。何より、ほかに選択肢がなかった」
「人生で一番濃密な三年間。でも僕にとってサッカーは青春でも夢でもなかった。生活ですよ。必ずプロにならなきゃいけないから日本一のタイトルにこだわったんだ。サッカーより稼げる職業が目の前にあれば、僕はそっちへいったと思う」
「ろくな査定もしないで、最初から数字が決まっている。冗談じゃない。サラリーマンじゃないんだ」
「今のビジネスで満足はしていない。もっと新しい分野に挑戦したい。最近、元神戸製鋼のラガーマンで実業家として成功した富岡剛さんにお会いした。ネットワークビジネスのトップに座る人だ。この出会いは一生ものだと直感した。そういう出会いを大切にして、もっと大きくなっていきたい」
「『金で買えないものはない』なんて考えていません。この言葉を言った人は、渋滞の高速道路で路肩を走ったようなものだと思う。でも僕には、お金が軽いものだとも思えない。もしも僕にとってかけがえのない人が借金で困り首をつろうとしていたら、足りるだけのお金を差し出せたらよいなと思う。で、そのときに言うんです。『人生は金じゃないさ』ってね。父ですか。あれから二十一年間、一度も会ったことはないし、消息も知りません」
さっき寝っ転がって、こないだのナンバーのアマラオ記事読み返してたんですが、その後に読んだのでこの記事はギラギラ感をすごく感じました。日本人とブラジル人の違いってのもあるのかもしれませんが。
「ニートなんていってシラケてる若いやつ。腹が立って仕方がないんだ。若いんだからチャレンジしないと。何のための人生だか。ね、そうは思いませんか」
そう思います!